発育障害の恐れも!子供の睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に10秒以上呼吸が止まる状態を何度も繰り返す睡眠時無呼吸症候群は、実は大人だけの問題ではありません。

子供は大人と違って不調を上手く伝えることが出来ませんのは、早期に親が気付いてあげる必要があるのです。

子供の睡眠時無呼吸症候群

原因

子供の睡眠時無呼吸症候群の原因は、ほとんどの場合が扁桃腺やアデノイドの肥大です。
特にアデノイドは成長と共に徐々に小さくなっていくので気にしていない親御さんも多いようですが、それによって睡眠時無呼吸症候群を起こしているようなら治療が必要になります。

子供は寝るときイビキをあまりかかないものですが、もし我が子が毎晩のように大きなイビキをかいて寝ているようなら、一度よく観察してみてください。
呼吸が止まっていることがないか、確認する必要があります。

ただし、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの鼻疾患が原因でイビキをかいている可能性もありますので、見極めには注意してください。

症状

睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返すことによって、脳が夜中に何度も覚醒してしまいます。

つまり、しっかりと熟睡出来ていない状態が続くので、慢性的な睡眠不足を招いてしまうのです。

  • 日中いつも眠そうにしている
  • 寝返りを激しく打つ
  • おもらしをよくする
  • 気管支炎や中耳炎にかかりやすい

もしお子さんにこのような症状が見られるようなら、睡眠時無呼吸症候群の疑いを考えた方が良いかもしれません。

影響

子供の睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、体にどのような影響が現れるのでしょうか。

まず、子供は寝ている間に成長ホルモンが分泌されます。
「寝る子は育つ」という言葉をよく耳にしますが、これは本当のことなのです。

睡眠時無呼吸症候群によって眠りが何度も妨げられる状態が続くと、分泌されるべき成長ホルモン量が低下し、発育に遅れが見られるようになる場合があります。

もし他の子と比べて成長が遅いと感じたら、注意が必要かもしれません。

その他にも、日中の眠気により集中力や注意力がなくなり、学力が低下したり、常にイライラした様子が見られるようになります。

朝起きるのがつらそうだったり、疲れやすくいつもだるそうにしている子も多いようです。

治療

扁桃腺やアデノイドの肥大が原因で睡眠時無呼吸症候群を起こしている場合、切除手術が行われます。

その他にも、大人の治療と同様に、CAPAによる治療や矯正治療が用いられるケースもあります。

日常生活でも、普段から口呼吸を促すように努めたり、肥満の子は生活習慣を見直して痩せさせるようにしてください。

最後に

睡眠時無呼吸症候群は新生児にも起こる可能性があると言われています。

乳幼児期、小児期は特に心身の成長や発達が著しい時期なので、この時期の睡眠時無呼吸症候群が子供の成長にとってどれだけ妨げになるか考えると恐ろしくなります。

親が「何かおかしい」と思ったら、すぐに専門機関に相談してください。

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