理想の睡眠時間、8時間は本当?

年齢よって異なる睡眠時間

日本では理想的な睡眠時間というと8時間位と答える人が多いようで、睡眠時間もこれに合わせた習慣をつけることが望ましいとされているようです。

但し、これは一般的な成人に対してのもので赤ちゃんから高齢者までの全ての世代に当て嵌まるものではありません。

日本人の年代別の平均睡眠時間をみると次のようになっています。

  • 新生児 - 17~18時間
  • 6ヶ月児 - 12時間
  • 4歳 - 10~12時間
  • 10歳 - 9~10時間
  • 11~20歳 - 6~7時間
  • 20~50歳 - 7~8時間
  • 50歳以上 - 6~7時間

ここから次のようなことが考えられます。

1.子供の睡眠時間は成長と共に睡眠時間が大きく変化し活動時間が急激に伸びている。
2.11歳~20歳は受験勉強やクラブ活動の影響で睡眠時間が短くなっている。
3.働き盛りの成人でも8時間の睡眠をとっている人は少ない。
4.高齢になると歳に反比例して睡眠時間は短くなってくる。

このことから理想的とされる睡眠時間、8時間は10代から50歳位の成人の場合と考えられ、全ての世代には当て嵌まらないのです。

国によって異なる睡眠時間

次に国による睡眠時間を見てみましょう。
ある調査によると睡眠時間の最も長い国はフランスで約8時間50分となっています。
次はアメリカ、スペインと続き最も短い国は日本、韓国で約7時間50分となっています。

この違いは地域性や気候などの地理的条件ではなく社会性が大きく影響しているといえるでしょう。
気候的に日本と変わらないフランスと1時間の差があることは驚きですし、フランスに於ける理想睡眠時間が9時間ということも、日本のサラリーマンからすればうらやましい限りです。

個人によって異なる睡眠時間

今までに挙げた数字はあくまでも平均値ですから、人によっては「6時間眠れば充分だ」とか「9時間眠らなければ調子が悪い」ということもあるでしょう。

ナポレオンの3時間睡眠は伝説的なものですが、発明王エジソンは5時間の睡眠で充分と言い、アインシュタインは9時間以上の睡眠をとらないと身体がもたないということでした。

2人の睡眠習慣や時間は異なっても、脳の働きとはあまり関係がないということでしょう。

8時間睡眠の根拠となるものはないのです

8時間睡眠とは日本の成人に当て嵌まるもので、一応の目安と考えればよく、具体的根拠はないと考えてよいのです。

人間には生体サイクルがありその中の睡眠・覚醒リズムにより睡眠をとっています。
このリズムは環境や習慣、年齢によって変わってきますから個人毎に違ってきます。

8時間という数字に惑わされずに+-1時間位であれば充分といえるので神経質になることはありません。

日常生活の注意点

学生のクラブ活動や職業上の共同生活などで一律に生活を習慣付けることはよくありますが、始めからこれに合わせることには無理があります。
参加する前に自分の日常(睡眠)習慣を慣らしておくことが必要でしょう。

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