睡眠中の金縛りについて

テレビなどで「私は霊感が強くてよく金縛りにあいます」というタレントさんをよく見かけます。
本気でそう思っているのか、話題作りなのかは別にして睡眠中に金縛りにあったという人は意外に多いのではないでしょうか。
どうして金縛りがおきるのか、また心身の健康に異常はないのかを考えてみたいと思います。

どんな症状になるのか

金縛りを辞書で調べると強い力で身体を縛られて身動きできない状態とあります。
一般的に睡眠中にこの状態になることを金縛りと呼んでいます。具体的には手足が動かず呼吸も浅くなり汗もかきます。

数秒から数分続きますが、この時には生理的恐怖心から幻聴・幻覚に襲われることが多々あります。
この時の幻覚ははっきりとした覚醒状態まで続くため霊感と結びつけて考えてしまうようです。

なぜ金縛りがおこるのか

金縛りはレム睡眠時(眠りが浅く脳波は半覚醒の状態で筋肉の緊張は低下します)におこります。
睡眠麻痺といわれる状態で全身の脱力症状がおこります。

健康な方でも40%位のわりでおこる生理的現象と考えられますが、発生頻度の高い方はナルコレプシーという睡眠障害が疑われます。
これは日中も含めた睡眠・覚醒のリズムが乱れることでレム睡眠とノンレム睡眠(深く熟睡している状態)のリズムが乱れる症状です。
レム睡眠時の半覚醒状態でも身体を動かす神経はノンレム睡眠にあるため身動きが取れない状態となってしまうのです。

ナルコレプシーの治療法

金縛りによくあう方は霊感が強いなどと思わずに医師の診察を受けることが大切です。
状況が許せば日中の決まった時間に仮眠をとることも効果的ですが、まず規則正しい睡眠の時間をとることが重要です。
症状が重い時は薬物治療も有効的になっていますので早めに医師に相談しましょう。

いずれにしても心身ともにリラックスさせ頭の中をすっきりさせて余計なことを考えないような状態に持っていければ必ず快眠を得ることができます。

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