眠る前の飲み物で気をつけたい4つのポイント

睡眠は、健康に過ごすためには欠かせないものです。私達は、日中には活動して、夜には睡眠をとります。昼間、体に蓄積された疲労は、睡眠をとることによって回復されるのです。

睡眠不足は、体に良くないとよく言います。少ししか睡眠時間を確保できない日が続いたり、徹夜をしていると、体調を崩しやすくなってしまいます。睡眠不足と聞くと、睡眠時間が短いことを表しているように思えますが、しっかり睡眠時間を確保していても睡眠不足に陥ることもあります。

睡眠時間を確保していたとしても、眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めて、目が覚めるとなかなか寝付けなかったりすると、ある程度の時間は眠っていても、起床した時には体に疲れが残っているように感じます。

夜中に何度も目が覚めたりしていると、熟睡できていないのです。睡眠をとるのならば、誰でも熟睡したいと思いますよね。では、熟睡するためには、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか?

今回は、熟睡するために気をつけたい、飲み物の摂取について特集していきたいと思います!

食べ物・飲み物は、睡眠に影響する

熟睡するためには、まずは、飲み物や食べ物の摂取について考えましょう。何かを飲んだり食べたりすると、胃で消化され、栄養が吸収されます。起きている時ならば、胃に何かが入って消化をするとなっても、大きな負担はかかりません。

しかし、眠る前に大量に食べたり、消化に悪いものを摂取すれば、胃に負担がかかってしまいます。胃に負担がかかれば、胃の痛みやもたれが睡眠の妨げとなり、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまいます。

食べ物については、眠る前にこういうものを摂取することは避けた方がいいという知識を持っている方も多いでしょう。しかし、飲み物はどうでしょうか?飲み物は、食べ物と比べると、あまり胃に負担をかけるイメージはありませんよね。

胃に負担がかからなくても、飲み物に含まれている成分を摂取することによって寝つきが悪くなったりすることもありますので、熟睡するためには眠る前に飲むものを選ぶ時にも注意をしたいものです。

では、眠る前の飲み物の摂取について、どんなことに気を使えばいいのでしょうか?

カフェインは、睡眠の妨げになる

カフェインは、睡眠を妨げると聞いたことがある方は多いでしょう。仕事や勉強をする時に、眠気覚ましとしてコーヒーを飲む方も多いと思います。また、コーヒーを飲むとリラックス出来る方もいらっしゃると思います。

日中ならば、コーヒーを飲んでも問題ありませんが、遅い時間に飲むと睡眠の妨げになります。人によっては、眠る前にコーヒーを飲んでも影響がない場合もありますが、基本的にカフェインを含むコーヒーなどは、眠る前に摂取することを控えた方がいいでしょう。

カフェインの含まれる飲み物と聞くと、コーヒーを真っ先に思い浮かべますが、コーヒー以外にも、玉露、ウーロン茶、コーラ、栄養ドリンク、緑茶、総合ビタミン剤などにも含まれています。

カフェインには、神経の興奮を高める作用や利尿作用があります。眠る前には、副交感神経を優位にした方が寝つきが良くなりますから、興奮すれば交感神経の働きの方が優位になる可能性も大きくなり、寝つきが悪くなってしまいます。

そして、利尿作用によって、夜中に尿意を催して目が覚めてしまうので、熟睡出来なくなってしまいます。眠る前のカフェインの摂取は、このような睡眠妨害を引き起こしますので、できるだけ避けるようにしましょう。

何かの成分を摂取しても、その成分による効果が持続する時間は、そんなに長いものではないように思えます。夕方にコーヒーなどカフェインを含むものを飲んだとしても、夜、眠る頃にはその効果はないようにも思えますが、実際はどうなのでしょうか。

カフェインによる効果は、摂取してから30分程度で表れ、効果が完全になくなるのは摂取から5~7時間後くらいです。逆算すれば、例えば23時に就寝される場合、16~18時にカフェインを摂取していると、就寝時刻になっても影響があるのです。

熟睡を得るためには、就寝時間から逆算して、眠ろうとする時に影響がない時間までにカフェインを摂取しましょう。しかし、カフェインは睡眠妨害になる可能性があるといっても、コーヒーを飲みたくなることもあります。

そういった時には、カフェインレスのコーヒーを飲むようにしましょう。

眠る前のアルコール

寝酒という言葉もあるくらいで、眠る前にアルコールを飲まれる方は多いでしょう。アルコールを摂取すると眠くなりますから、アルコールを摂取すると寝つきが良くなると感じることもあります。

アルコールは眠気を誘いますが、アルコールによる睡眠は、質があまり良くありません。また、「不眠気味だから......」と寝つきを良くする方法としてアルコールを摂取するようになると、アルコール依存症になる危険性もあります。

ビールを飲んでから眠ったら、寝つきは良くなっても、夜中にトイレに行くために何度も目が覚めてしまった経験のある方は割と多いと思います。アルコールには、利尿作用もありますので、熟睡の妨げになってしまうのです。

眠る前の水分補給

日中、活動をしている最中には、水分補給に気を使います。特に、夏は熱中症にかかりやすいので、こまめに水分補給をします。水分補給は、体に占める水分の割合が多い人間の体にとって大切なことです。

眠る前に、昼間と同じように水分を摂取すると、夜中に尿意で目が覚めてしまいそうと考える方は、眠る前には水分の摂取を控えます。眠る前に摂取する水分量が少なくなれば、尿も少なくなりますから、尿意を減らして熟睡に繋げることもできるでしょう。

しかし、水分の摂取量が少なすぎると問題も起こります。人間は、眠っていても汗をかいたりして、水分を失います。夏場になると、熱中症の特集で、眠っている間にも熱中症になる可能性があると取り上げられることも多いです。

眠っている間でも、水分が不足すれば、夏場には熱中症になる可能性がありますから、熟睡するためだからといって、極端に水分摂取を控えることはやめましょう。

逆に、水分補給としてガブガブと水を飲んでから眠るのも、熟睡の妨げになりますから良くありません。眠る前の水分補給は、コップ1杯程度の水を眠る30分前くらいに行いましょう。

眠る前に適した飲み物

ストレスや心配事などを抱えていると、夜中に目が覚めてしまうことも多いです。熟睡するためにも、寝つきを良くするためにも、眠る前にはリラックスすることが大切です。

温かいお茶を飲んだ時に、ほっとすることはよくありますよね。眠る前のリラックス方法として、一般的なのは、温かい飲み物を飲むことです。大量に飲めば、眠っている時に尿意を催して目が覚めてしまいますが、適度な分量の温かい飲み物は、神経を鎮めるのに効果的です。

眠る前に、最もいいとされているのは、ホットミルクです。カルシウムがたっぷり含まれている牛乳には、ストレスを和らげる効果があるとされています。冷たい牛乳を飲むとお腹が痛くなる方もいらっしゃると思いますが、温めて飲めば胃腸への負担は軽減されるので安心して飲めます。

ハーブティーも、眠る前の飲み物として有名です。ハーブティーを飲めば、ハーブの香りや味を楽しんでリラックスできます。沢山種類のあるハーブティーは、それぞれ効果が異なります。眠る前ならば、消化を促進して心を落ち着かせる作用があるカモミール、リラックス効果や不眠解消の効果があるバレリアンなどがいいでしょう。

冷え性の方ならば、温かいしょうが湯を飲むと、体が温まりますので熟睡できるでしょう。冷え症でない方でも、冬場にはしょうが湯を飲んで体の芯から温まることをおすすめします。

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